ドワンゴとニワンゴは11月17日、任天堂の著作物を含む動画が、12月1日から「クリエイター奨励プログラム」に対応すると発表した。キャラクターや音楽、プレイ画面などを利用した2次創作動画をユーザーがニコニコ動画にアップロードすると、動画の人気度に応じてクリエイターに奨励金が支払われる。
「クリエイター奨励プログラム」は、再生回数や人気度に応じて、動画の制作者および映像や素材の元になる“親作品”のクリエイターに奨励金が支払われる仕組み。2011年末からスタートしており、これまで約3年間で累計11億8375万9684円が支払われている。
「ゲーム文化の裾野を広げるため、実況動画を始め愛ある創作に安心して取り組んでほしい」(任天堂 岩田聡社長)と、任天堂が発売するゲームの一部を“親作品”として認定。ユーザーから申請された動画に同社が許諾を与えることで“公式2次創作”を可能にする。
スタート時の対象作品は「マリオカート8」(Wii U)、「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」(3DS)、「スーパーマリオブラザーズ」(ファミコン)など、新旧取り混ぜた約250タイトルで、今後順次拡大予定という。「ニコニコ生放送」「ニコニコ静画」などには現時点では対応しない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR