米Dropboxは12月3日(現地時間)、「Dropbox for Business API」を発表した。既に米IBMや米Dellなどのエンタープライズ向けの30万本以上のアプリが「ビジネス向けDropbox」に対応している。また、企業や開発者はこのAPIにより自社アプリをDropboxに対応させることができる。
ビジネス向けDropboxは、企業向けのクラウドストレージサービス。ユーザー当たり月額1500円で、現在10万社以上が利用している。
同APIの立ち上げ段階で対応するアプリとしては、IBMの「WebSphere Cast Iron Cloud Integration」、米Microsoftの「Microsoft Azure Websites」、米SlackのSlackなどがある。セキュリティやコミュニケーション、プロダクティビティなど、企業に必要なツールがひと通りそろう形だ(対応アプリについてはこちらを参照のこと)。
米調査会社451 Researchによる10月の調査結果によると、企業向けクラウドストレージ市場におけるDropboxのシェアは44%でトップという(2位はMicrosoftのOneDrive、3位はGoogleドライブ)。
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