小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日午後7時8分7秒ごろ、地球に最接近した。地球の引力を利用して軌道を制御する「スイングバイ」によるもので、はやぶさ2は目的の小惑星「Ryugu」を目指してかじを切った。
はやぶさ2はちょうど1年前の昨年12月3日に打ち上げられ、地球と似た軌道をたどって太陽の周りを公転していた。
スイングバイでは3日正午ごろに日本上空を通過。最接近時にはハワイ近くの太平洋上空約3090キロまで近づいた。スイングバイが成功すれば3年後にRyuguに到着する軌道に変わる。
東京大学木曽観測所は、超広視野カメラを使ったはやぶさ2の観測に成功。動画を公開している。
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