DMM.comは2月9日、国内外の家電製品の流通・販売をサポートする「DMM.make Distribution」部門の立ち上げを発表した。自社ブランドでの輸入流通第1弾として「DMM.make BASIC」シリーズの販売も始める。
国内のハードウェア・ベンチャーが作り出した家電製品を世界各国へ流通・販売する「輸出型販売代理店業務」と、海外製品を取り扱う「輸入型販売代理店業務」を展開する。ベンチャーからの相談は無料で行い、流通・販売した際に手数料が発生する料金モデルとなっている。
アメリカ、EU、インド、ドバイ、中国、香港に営業拠点を構える。インドとドバイの拠点が中近東、アフリカの周辺国をカバーし、アメリカ拠点がカナダをカバーすることで、世界のほとんどのエリアで流通が可能だという。流通先は海外に限らず、国内の家電量販店、専門店、ECサイトも対象となる。
第1弾としてデジタル家電系の定番アイテムを中心としたブランド「DMM.make BASIC」をスタート。ライトニングケーブル、MicroUSBケーブル、HDMIケーブル、AC-USB充電器、アルカリ電池、プリンタ用互換インク――などをラインアップし、DMM.make Store 楽天市場店などで販売する。
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