米Amazon.comが7月28日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月)決算は、クラウドサービスのAWSが好調で、売上高は前年同期比31%増の304億400万ドル、純利益は830%増(9.3倍)の8億5700万ドル(1株当たり1.78ドル)だった。純利益は前期に続けて過去最高を更新した。売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高が295億5000万ドル、1株当たり純利益が1ドル11セント)を大幅に上回った。
Amazon Web Services(AWS)の売上高が58%増の28億8600万ドル、営業利益は135%増(2倍以上)の7億1800万ドルと、成長率は過去2四半期より穏やかになったとはいえ好調だった。AWSの売上高が売上高全体に占める割合は前期と変わらず8%だった(過去12カ月ベース)。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「ここ数カ月、Amazonは、特にインドで忙しくしていた。AWSの新たなリージョンを立ち上げ、プライムサービスを開始した」と語った。
第3四半期(7〜9月期)の見通しは、売上高を前年同期比22〜32%増の310億〜335億ドルと予測した。
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