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「科学が進歩すると、それはそれで疲れる」――2026年描く「劇場版 ソードアート・オンライン」伊藤監督の“未来観”(3/3 ページ)

» 2017年05月15日 07時00分 公開
[片渕陽平ITmedia]
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日本のアニメ映画は“柔らかい” 伊藤監督「そこに勝ち目」

――「劇場版 SAO」を見た人の中には、テクノロジーが好きな人もいるかと思う。そうした人に伝えたいメッセージは。

伊藤監督 昨年から今年にかけて、アニメ映画のヒット作が相次いでいます。「劇場版 SAO」は、主題がポピュラーという意識はないし、ヒット作を踏襲するものでもありませんが、そうしたアニメブームの流れがあってか、さまざまな方に見ていただいているようです。初めて「SAO」シリーズを見るという人でも、主人公の名前さえ知っていれば、何となく見られると思います。

 SF作品というと見るのにハードルを感じる人もいます。ハリウッドのSF映画だと“硬くなる”傾向にあると思うのですが、日本のアニメ映画は、そうした未来話を柔らかく、見やすくできると思っています。そこに勝ち目を見出したいですね。

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