米Facebook傘下のInstagramの写真共有サービス「Instagram」で、スマートフォンのWebブラウザからの画像投稿ができるようになった。米TechCrunchが5月8日(現地時間)に報じた。
Instagramのサービスは、これまでもスマートフォンのWebブラウザから閲覧はできたが、投稿はできなかった。Webブラウザで「instagram.com」を開くと、メニューに投稿アイコンが表示されるようになった。これをタップすると(アプリをインストールしてあると)「アプリで開く」と表示されるが、構わず投稿アイコンをタップすると投稿画面になる。
Webブラウザからの投稿ではステッカー(スタンプ)の追加などの編集はできない。また、動画や「ストーリー」の投稿もできない。
InstagramはTechCrunchに対し、「(モバイルから接続する)Instagram.comはスマートフォンに最適化したWeb体験だ。どんな端末でも、あるいはどんなネットワーク環境でもInstagramでより充実した体験をしてもらえるよう設計した」と語った。
つまり、主に新興国市場など、ネットワーク環境が整っていない地域に向けた機能といえそうだ。Instagramには近年ストーリーズや動画投稿など、様々な(パケットを消費する)機能が追加されている。Webブラウザ版(Webアプリ版)であれば比較的軽いフットワークで最低限の機能を利用できる。
FacebookはメインサービスのFacebookでも軽量版アプリ「Facebook Lite」を提供している。
InstagramのMAUは4月に7億人を突破した。
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