米Facebook傘下のInstagramは5月16日(現地時間)、写真共有アプリ「Instagram」のカメラに「顔フィルタ」機能を追加したと発表した。米Snapの「Snapchat」に2015年9月からあるAR(拡張現実)マスク機能と同様に、人の顔に合わせて動物の耳や王冠などを追加できるというものだ。
利用するには、最新版のアプリで左上のカメラアイコンをタップして撮影画面にし、新たに表示されるようになった右下のアイコンをタップする。これらのフィルタは、静止画、動画、Boomerangのいずれでも使える。
この他、動画を逆回し再生する「巻き戻し」機能、ストーリーで使えるハッシュタグステッカー(スタンプ)、消しゴムブラシも追加した。ハッシュタグスタンプをタップすると、同じハッシュタグの付いた投稿を一覧できる。消しゴムブラシはまず画面全体に色を流した後、このブラシで色を消した部分だけ下の画像が見えるようにするツール。Snapchatに最近追加されたマジック消しゴムとは機能が異なる。
FacebookはInstagramやFacebookメッセンジャーにSnapchatの人気機能を真似た機能を次々と追加している。4月にはInstagramストーリーのMAUが本家SnapchatのMAUを超えた。
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