スマートフォンを使い、手軽にVR体験ができるヘッドマウントディスプレイ「BotsNew VR」(ボッツニューVR)に、「ドラゴンボールZ」のアプリ(iOS/Android向け、無料)が登場。VRやARで孫悟空の得意技「かめはめ波」を撃つ体験ができる。
ボッツニューVRは、視野角120度のレンズを備えるHMD。両手に装着したマーカーをスマホカメラで読み取り、手の動きと連動したゲームプレイができる。両手を前に突き出すことで、手の平から“気弾”が発射され、敵(栽培マン)を倒せる他、かめはめ波やファイナルフラッシュなど、作品内の必殺技と同じジェスチャーをすることで、映像内でも必殺技が飛び出す。
VR世界だけでなく、現実の空間にバーチャルな映像を重ね合わせることも可能。目の前にいる友達に「かめはめ波を撃つ」なんてこともできる。
アプリをダウンロードすれば従来のボッツニューVRでも遊べるが、ドラゴンボールZのデザインをあしらったHMDも6月下旬に発売する。価格は1万2000円(税別)。HMDの発売に合わせ、ドラゴンボールZのVR/ARアプリ7種をリリースする。
スマホと連動した、カワダの銃型おもちゃ「AR MAGIC GUN」は、ARを利用したシューティングゲームが楽しめる。専用アプリ(無料)をダウンロードし、Bluetoothでスマホと接続して遊ぶ。価格は3980円(税別)。7月発売予定。
ARの特徴として、ただ画面内の敵を撃つだけでなく、実際に自分が動くことで画面内を移動したり、物陰に隠れたりできる。
「X-GUN HUNTER」「FISHING THE AIR」など海外でリリースされたアプリをカワダが日本向けにローカライズする。説明員は、「7月のリリース時点では2種のアプリを提供します。長く遊んでもらえるよう、定期的にアプリを投入する予定です。基本1人プレイなので、今後はソーシャル要素も入れ込みたいですね」と話す。
おもちゃショー会場でひときわ注目を集めていたのが、ソニーブース。同社は、全く新しいコンセプトのおもちゃ「toio」(トイオ)を発表した。
本体の「toioコンソール」と、モーターと車輪を内蔵する「toioコアキューブ」、キューブの動きをコントロールする「toioリング」を使い、さまざまな遊び方ができる新感覚のおもちゃだ。詳細は別記事で掲載する。
タカラトミーは、「Omnibot」(オムニボット)シリーズの最新作として、「タクサノイド」を展示した。価格は6500円(税別)で、8月に発売する。
赤外線センサーを利用したリモートコントローラーを使い、ダンス、回転、発話などさまざまな操作ができる多機能なロボットだ。説明員は「スマホが不要なので、小さな子供でも専用コントローラーを使って簡単に操作できます」と話す。セグウェイのように、2輪でバランスを取って移動する。
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