米NVIDIAと中国Baidu(百度)は7月5日(現地時間)、AIおよび自動運転技術に関する広範な業務提携を結んだと発表した。
この提携の下、NVIDIAはAIをサポートする次世代GPU「Volta」をBaiduのクラウドサービス「Baidu Cloud」に提供する。
また、Baiduの自動運転車プロジェクト「Apollo」で、NVIDIAの自動運転車用スーパーコンピュータ「Drive PX 2」を採用する。Drdive PX 2は、独Audiやトヨタ、トラック大手PACCARなども採用している。
大手のFAW(第一汽車)、CHANGAN(長安汽車)、CHERY(奇瑞汽車)をはじめとする複数の中国自動車メーカーがApolloプロジェクトへの参加を表明している。
さらに、中国で販売するNVIDIAのスマートTV「SHIELD TV」に、Baiduの音声AIアシスタント「DuerOS」を搭載する。中国以外の市場で販売するSHIELD TVには、米Googleの音声アシスタント「Google Assistant」が採用されている。
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