米GoogleがワイヤレスのAR(拡張現実)ヘッドセットを開発中であると、独テクノロジー系メディアのWinFutureが5月18日(現地時間)、内部文書を独自に入手したとして、そう報じた。
WinFutureによると、Googleはコードネーム「A65」の下、台湾Quantaと提携してスタンドアロンARヘッドセットを開発しているという。Quantaは、GoogleのオリジナルChromebook「Pixel C」を製造したメーカーだ。
A65のARヘッドセットは米QualcommのIoTプロセッサ「QSC603」を搭載し、カメラセンサーだけでなく音声入力用のマイクも付いているという。
マイク付きということから「Googleアシスタント」をサポートすると推測できる。Googleは5月の「Google I/O」で、「Googleマップ」のAR機能を紹介した。スタンドアロンのARヘッドセットを装着して歩きながら周囲の情報やナビを利用できたら便利そうだ。
WinFutureは、GoogleとQuantaの提携は2018年に入ってから始まったことでまだごく初期段階にあり、製品リリースがいつごろになるかは不明だとしている。
Googleは現在、ARメガネ「Google Glass」を販売しているが、これはパートナープログラムを通しての企業が対象だ。
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