米国土安全保障省税関・国境取締局(CBP)は8月23日(現地時間)、米ワシントンのダレス国際空港の顔認証ゲートの利用で22日、初の不法入国者逮捕を行ったと発表した。同空港での顔認証ゲートの導入は20日だった。
不法入国しようとしたのは、ブラジルのサンパウロからの26歳の男性。フランスのパスポートを提示したが、審査官がパスポートの写真とゲートで撮影した写真をシステムで比較したところ、一致しなかったため男性をさらに審査したところ、スニーカーの中敷きの下からコンゴ共和国のIDカードが見つかった。
CBPは「顔認識技術は、米国をあらゆる種類の脅威から守る重要な一歩だ。テロリストや犯罪者は、米国に入国するため方法を絶えず探している。新しい顔認識技術は、パスポートを悪用する方法を排除する」としている。
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