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» 2018年09月03日 07時20分 公開

「Pixel Watch」の年内発売はない──Google幹部が明言

Googleの「Wear OS」担当幹部が、年内にオリジナル端末「Pixel Watch」(仮)をリリースすることはないとTom's Guideのインタビューで語った。また、2019年初旬のOSアップデートでバッテリー持続時間の改善を予定していることも明らかにした。

[佐藤由紀子,ITmedia]
 wear os 1

 米Googleが年内にオリジナルスマートウォッチ「Pixel Watch」(仮)を発表することはない──米テクノロジー系メディアTom's Guideは8月31日(現地時間)、Google幹部へのインタビューに基づいてそう報じた。

 GoogleのスマートウォッチOS「Wear OS by Google」担当エンジニアリングディレクター、マイルス・バー氏はインタビューで、「万人のための時計が理想だが、われわれはまだその地点に到達していない。現在はパートナーにフォーカスしている」と語った。

 wear os 2 3月にFossilのパネルディスカッションに参加したマイルス・バー氏

 バー氏はPixel Watchを否定したわけではなく、「Google Pixelというブランドはスマートフォンでは最高の体験を提供するものだ。(スマートウォッチでも)Googleの強みであるAIと機械学習をGoogleアシスタントで端末にしっかり統合することになるだろう」と将来的な製品コンセプトについて触れた。

 8月に、Fossilカシオスカーゲンなどが立て続けに新しいWear OS端末を発表したことは、「パートナーにフォーカス」していることの成果なのだろう。

 wear os 3 Google公式アカウントはカシオの「PRO TREK WSD F30」などパートナーの新製品をツイートしている

 同社は8月29日にWear OSを向こう数カ月かけてアップデートすると発表した。このアップデートはユーザーインタフェースの改善が中心だ。バー氏はインタビューで、来年初旬のOSアップデートで、バッテリー持続時間の改善を計画していると語った。

 Googleは29日のアップデート発表でバージョンについて触れておらず、今後もバージョンは付けないようだ。バー氏は「バージョンナンバーはなくしたいと思っている」とし、その理由を「ユーザーを待たせずに常に改善していきたいから」と説明した。

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