レースが再開したのは、午後5時11分。それまでの成績はノーカウント、ただしガソリン残量はそのまま、という条件で再スタートとなりました。直後、第一走者の斎藤健二さん(メディア事業本部長)が追い上げ、順位は9位。その後も、ぬれた路面に悪戦苦闘するも、第二、第三走者と順調にバトンがつながりました。
第三走者は、山口記者。まだ日が明るい状況からドライバーチェンジし、日が落ちてコースが暗くなってからも走るという環境の変化に対応しなければならないタイミングの走者です。走行後、YouTube Liveには励まされるようなコメントが並び、「うれしかった」(山口記者)といいます。40分近く走り続けた彼には「ナイス山口記者!」と健闘をたたえるコメントもありました。
レースも終盤、午後7時25分に第四走者から最終走者に交代。再び降り始めた大雨の中をロードスターが駆け抜けます。
ガス欠でリタイアするチームも出る中、慎重な走りを見せ、迎えた午後8時8分。ITmedia×MONOistチームは無事に完走、チェッカーを受けました。最終成績は24位、周回数は113周。プロのレースドライバーが助っ人として参加する自動車専門メディアが名を連ねる中、上位に食い込めたわけではありませんが、完走は耐久レースにおいて非常に重要なこと。「おめでとうございます!」――ライブ配信の温かいコメントに、ドライバー、本部のメンバーたちも笑みを浮かべていました。
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