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» 2018年09月05日 15時15分 公開

IFA 2018:電源オフでも「OK, Google」 もっとスマートになったソニーの4Kテレビ (2/2)

[山本敦,ITmedia]
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新開発の映像プロセッサー「X1 Ultimate」で磨いた映像

 有機ELテレビのAF9シリーズは、従来のA1シリーズと同様、5度の傾斜角を設けたスレートデザイン。前面ガラスを振動させて中高音を再生する技術もアクチュエーター(振動子)の増設や左右横向きに配置したサブウーファーでブラッシュアップした「Acoustic Surface Audio+」に進化している。

4K有機ELテレビの65V型「KJ-65A9F」。日本での実売想定価格は65万円前後。55V型「KJ-55A9F」は45万円前後

 一方、液晶テレビのZF9シリーズは、倍速駆動パネルと直下型LEDバックライトを組み合わせ、エリアコントロールの精度を向上。「X-tended Dynamic Range PRO」によるコントラスト性能をさらに高めたという。また独自の光学設計による特殊なフィルムを使用し、画面を横からのぞき込んだ場合でも色合いやコントラストが変化しにくくなったとしている。

 いずれの機種も新開発の映像プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載。X1 Ultimateは、今年1月に米国ラスベガスで開催された「CES」で技術展示した新開発の映像プロセッサーで、処理能力の大幅な向上に伴い、超解像処理などを現行モデルからブラッシュアップ。「クリエイターの制作意図を忠実に再現する」(同社)という。HDR方式は、Ultra HD Blu-rayに採用された「HDR10」に加え、4K衛星放送で使われる「HLG」、映像配信サービスのNetflixなどが採用している「Dolby Vision」をカバーした。

4K液晶テレビの65V型「KJ-65Z9F」。日本での実売想定価格は60万円前後。他に75V型「KJ-75Z9F」もあり、実売想定価格は90万円前後

 Netflix向けの専用画質モードも新しい。Netflixの映像制作エンジニアと共同開発したもので、「コンテンツを制作者の意図に沿ったリアルな画質で楽しめる」という。また映像のプロフェッショナル向けに、「CalMAN for ブラビア」アプリとPC用キャリブレーションツールを連動させて使う、自動キャリブレーション機能も搭載した。

日本では新4K BS/CS放送の外付けチューナーも発売

 2シリーズとも日本で12月に本放送が始まる新しい4K BS/CS放送には対応していないが、ソニーは同日、外付け4Kチューナー「DST-SHV1」を11月10日に発売すると発表した。DST-SHV1は新4K BS/CSのチューナーを2基搭載し、番組を視聴しながら裏番組を別売の外付けUSB HDDに録画できる。録画時間は、2TBのHDDを使用した場合で約126時間。価格はオープンで、店頭では5万5000円前後になる見込みだ。

12月に本放送が始まる新しい4K BS/CS放送に対応した外付けチューナー「DST-SHV1」。価格はオープンで、店頭では5万5000円前後になる見込み
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