もはや何が何だかである。
で、この無茶なカメラのスペックを少し。
レンズは前述の通り24-3000mm相当。
広角端ではF2.8と十分な明るさだが、3000mm相当の望遠端ではF8とかなり暗くなる。よほどの晴天下でなければISO感度を上げるかシャッタースピードを落とさないと使えない感じだが、手ブレ補正は超強力なので、1/125秒とかでもなんとかいける。
手持ちで3000mmは撮れるか。
まずいくら手ブレ補正があっても、3000mmは望遠すぎて、手持ちでちゃんとフレーミングするのは難しい。ほんのちょっとの手ブレでずれて被写体を見失っちゃうから。息を止めて撮るべし。
そういうときはボディ左側にある「クイックバックズーム」ボタンを使う。これを押してる間だけぐぐっとズームダウンして広い範囲を見せてくれるのだ。
被写体を見失ったらこれを押し、被写体を中央において指を離せばOk。
もう一つ重要なポイントは「1500mm相当まではF5.6」を保ってくれること。1500mm F5.6ってそれだけで超弩級のスペック。1500mmなら手持ちでのフレーミングもしやすい。
普段は「1500mmF5.6」の超望遠として、いざというときは「3000mmF8の超弩級望遠」として活躍するのである。
3000mm時は撮影最短距離が7メートルになっちゃうけど、7メートルも離れればめちゃアップで撮れるので問題なし。
ボディは重いけどグリップがしっかりしてるので構えやすい。
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