製品と同時に出るZマウントのレンズは「Z 24-70mm f/4」「Z 35mm f/1.8」「Z 50mm f/1.8」とベーシックなレンズ3本だけなので、多くの人はマウントアダプター「FTZ」を介してFマウント用のレンズを使うことになるだろう。
今回、Zマウントではラインアップされない望遠ズーム「AF-S 70-300mm」でFTZの使い心地を試してみた。
AF速度や使い勝手は専用のZマウントレンズと変わらないし、ちゃんと手ブレ補正もOk。
ただ、どんなレンズでもAFが効くわけではないので注意。
ボディ内モーターでAFを駆動していた旧い「AF Nikkor」はダメ。MFでの利用となる。モーター内蔵のレンズ(AF-SやAF-Pなど)なら大丈夫だ。APS-Cサイズ用のDXレンズもOk。装着するとDXサイズにクロップされる(これは従来のフルサイズセンサー搭載一眼レフと同じだ)。
サードパーティのレンズはAFが効くものと認識されないものがあるようで、これはなんともいえない。ニコンもサードパーティのレンズは推奨しないだろうし。ただ最悪MFでの利用は可能だ。
バッテリーは公称でファインダーの未使用時で約330枚、背面モニターのみ使用時で約400枚とEVFを使った方がバッテリーを食う。
実際にはその2倍くらいは持つ感じではあるが、まあ撮影後の画像チェック頻度などで左右されるので一概にはいえないが、一眼レフに比べると持ちは悪い。そこはミラーレス一眼の宿命だ。
そこは新たに本体内USB充電に対応したので、いざというときはモバイルバッテリーなどで対応できるかも。
バッテリー充電時間は本体内USB充電より、付属の充電器を使った方が圧倒的に速いので、普段は充電器の利用をすすめたい。
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