ITmedia NEWS > AI+ >
ニュース
» 2018年10月28日 07時00分 公開

広がるディスプレイ搭載スマートスピーカー Amazonが狙う市場拡大への道 (1/4)

Amazonは年末までに「Echo Show」や「Fire TV Stick 4K」などの新製品を相次いで投入する。ディスプレイ搭載のスマートスピーカーは根付くのか。Amazon.comのAlexaデバイス担当バイスプレジデント、ミリアム・ダニエル氏にAlexa対応製品やサービスの今後について話を聞いた。

[山本敦,ITmedia]

 米Amazon.comは、2018年末までに発売するAIアシスタント「Alexa」対応の新製品を9月下旬に一斉に発表した。その中から日本にはEchoシリーズのスマートスピーカーや、HDMI接続のストリーミングメディア端末「Fire TV Stick 4K」の次世代機が投入される。アマゾンジャパンの製品体験会の場で、米Amazon.comのミリアム・ダニエル氏(Alexaデバイス担当バイスプレジデント)にAlexa対応製品やサービスの今後について話を聞いた。

米Amazon.comのAlexaデバイス担当バイスプレジデント、ミリアム・ダニエル氏に今後の展望を聞いた

10.1型ディスプレイの「Echo Show」日本上陸

 最初に新製品の内容をおさらいしておこう。Alexa搭載のスマートスピーカーは以下の3機種だ。

10.1インチのHDディスプレイを搭載するスマートスピーカー「Echo Show」
ディスプレイ搭載スマートスピーカーは「Echo Spot」との2台体制になる

 10月30日に先行して登場するのはコンパクトな「Echo Dot」(5980円、税込)とスマートホームハブ機能を内蔵する「Echo Plus」(1万7980円、税込)。どちらのスピーカーも17年秋にEchoシリーズが日本市場に導入されて以来、約1年ぶりのアップデートになる。Echo Dotはグローバルモデルとしては第3世代、Echo Plusは第2世代のモデルだ。

コンパクトサイズのEcho Dotは3色展開

 Echo Dotは、現行製品よりも若干サイズが大きくなるものの、ファブリック調の丸みを持たせた柔らかなデザインに変わり、インテリアに馴染みそう。フルレンジのスピーカーユニットはサイズが1インチから1.6インチに大きくなり、音圧が現行モデルよりも約70%アップしている。短時間だが試聴してみると、だいぶ低音が豊かになって人の声も聞きやすくなっていた印象。スピーカーとしての能力は確実に上がった。

Echo Plusも3色のカラバリ展開。柔らかい雰囲気のデザインになった

 Echo Plusは、Wi-FiやBluetoothの他に通信効率の高いZigBee対応のスマートホームハブ機能を搭載するスマートスピーカーだ。こちらもファブリック調の外装として、デザインは背の高いタワー型から少し低く、さらにコーナーに丸みを持たせて親しみやすいルックスにまとめた。雰囲気はEcho Dotと似ている。

 ドルビープロセッシング(米ドルビーの音声信号処理技術)によるスピーカーは、3インチのウーファーと0.8インチのツイーターによる2ウェイ構成で、360度に広がる立体音場を再現する。エンターテインメントとしては、2台のEcho Plusをそろえてステレオ再生が楽しめる機能にも注目だ。

 一方で温度センサーを初めて搭載。部屋の温度を検知して自動でスマート機能を搭載したエアコンの設定温度を調節したり、運転をスタートさせたりといったルーティンも組める。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.