ITmedia NEWS > 製品動向 >

「まさか」の後継機、パナソニック「LX100 II」の実力は?荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)

» 2018年11月27日 07時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       

 とっさの瞬間、でも細かい設定をしてる時間はないときや、気楽にカメラ任せで撮りたいときは「iA」ボタンを押せばいい。これは便利だ。

 iAモードではシーン自動認識が働き、人を見つけるとポートレートモードになる。

 顔認識は瞳検出付きだ。

顔の枠に十字で目の位置を示すところがパナソニックの伝統
iAモードで夜のポートレート(38mm相当 1/80秒 F2.4 ISO800)

 料理と認識されると料理モードとなる。

前述のハンバーガーの写真もiAモードで撮影。料理と認識されているのが分かる

 操作系やボディのデザインは同じでも中身はもちろん2018年モデルなので新しくなっており、フォーカスセレクト撮影や4Kフォトで撮った写真を合成する軌跡合成は入っているし、もちろん4K動画にも対応しているし、スマートフォンとの連携もBluetooth+Wi-Fiで快適になったし、USB充電にも対応している。

 見た目がLX100と同じなだけで、機能的にはちゃんと4年分の進化もしているし、画質もワンランク上だ。

 こういう昔ながらのメカっぽい操作+ファインダーを覗いての撮影が落ち着く人に超お勧め。アスペクト比は3:2に固定しちゃってもいいかと思う。

 首からぶら下げて歩きつつスナップを撮るのに最高のコンパクト機かも。

前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.