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「CES 2019」の現地で感じた日米の5Gに対するアプローチの違いITmedia NEWS TV

» 2019年01月16日 07時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]

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着々と進む5Gへの対応

 1月15日の放送では、アメリカのラスベガスで行われた「CES 2019」を取材した井上翔記者に現地の模様を伝えてもらいました。

 まず、次世代通信規格の「5G」については、「米国では実用化してから2カ月経過したタイミングで開催されたCES 2019でも1つの大きなテーマになっており、IntelやQualcommといった多くのブースで展示が行われていた」と井上翔記者。実際に5Gのネットワークを使ってどうだったのかという展示内容が多く、日米での5G普及に向けた取り組みの違いや、通信各社の動向などを解説しました。

NEWS TV CES 2019に展示されていたVerizonの5Gネットワークで通信中のスマホ(プロトタイプ)

 モバイルやPCの話題が多かったのも2019年の特徴で、井上翔記者は特に折り畳めるフレキシブルディスプレイを採用したRoyoleの「FlexPai」や、2つのACアダプタを利用したりCPUやGPUを交換したりできる設計のゲーミングノートPC「Alienware Area-51m」が気になったとのこと。

NEWS TV 中央部分から折り曲げられる世界初のスマートフォン「FlexPai」。折りたたむと、スマートフォンのように使えます

 さらにAMDからは、7nmの製造プロセスを採用したデスクトップPC向けCPU第3世代「Ryzen」や型ハイエンドGPU「Radeon VII」、12nmプロセスの第2世代「Ryzen Mobile」が相次いで発表されました。

 IntelからもデスクトップPC用の「第9世代Coreプロセッサ」拡充や、モバイル向けCPUの「Ice Lake」(開発コード名)の発表、NVIDIAからはメインストリーム向けGPUとして「GeForce RTX 2060」がリリースされるなど、2019年もさまざまな製品が登場しそうです。

NEWS TV AMDからは第3世代Ryzenを皮切りにモバイル向けCPUやハイエンドGPUの発表が相次いでなされました

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