画面が折れ曲がる世界初のスマートフォン「FlexPai」に触れたCES 2019

» 2019年01月10日 03時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 180度折り曲げ可能な「フレキシブルディスプレイ」を開発したRoyoleは、CES 2019でプレスカンファレンスを行い、同ディスプレイを搭載したスマートフォン「FlexPai」の実機を公開しました。【訂正あり】

FlexPie ディスプレイを折り曲げることができるFlexPai

 2018年11月に北京で発表されたFlexPaiを海外の大型展示会で披露するのは今回が初めて。Royoleの創業者兼CEOのBill Liu博士は「FlexPaiは試作品ではなく量産品であり、自分も毎日使っている」と語り、同社のフレキシブルディスプレイの品質への自信をのぞかせました。

FlexPie FlexPaiを披露するCEOのBill Liu博士
FlexPie 自身が使っている製品のディスプレイを自在に曲げて見せた

 FlexPaiは開いた状態では7.8型、1920×1440ピクセル(アスペクト比4:3)のディスプレイを搭載したタブレットとなります。カメラはフロント側に2000万画素と1600万画素のデュアルカメラを搭載。折りたたむ形状のため、裏側にはカメラはありません。

FlexPie 開くと7.8型、アスペクト比4:3のタブレットとなる

 ディスプレイは真ん中から折り曲げられます。ディスプレイの角度は自由な位置に止められるので、例えば「ハ」の字の形にして机の上に立てておくこともできるのです。

FlexPie 真ん中部分から折り曲げられる

 180度完全に折り曲げると、1440×810ピクセル(アスペクト比16:9)のディスプレイを持つスマートフォンとして利用できます。厚みはあるものの、このままポケットにいれることも十分可能でしょう。UI(ユーザーインタフェース)はAndroidをカスタマイズしており、曲面部分にカメラやマイクなどショートカットメニューが表示される特別なものとなっています。

FlexPie 折りたたんだ状態ではスマートフォンサイズになる

 なお、折りたたむと裏側になるディスプレイ部分も表示は消えず点灯したままですが、常にディスプレイの表側になる部分のみがタッチ操作可能となります。曲面部分も左手で持ったときに誤操作しないようにタッチはできません。

FlexPie タッチできるのは表側のみ

 裏返してみると、こちらは1440×720ピクセル(アスペクト比18:9)のディスプレイが現れます。この状態では左側の広いベゼル部分が持ち手のようになります。このように2つのスマートフォンを表裏に重ねたような形状となりますが、FlexPaiはデュアルSIMに対応しており、この表、裏の2つの画面それぞれが別のSIMで動作するとのこと。まさしく2台のスマートフォンを重ねたように使えるのです。

FlexPie 反転させると18:9のワイドディスプレイが現れる

 FlexPaiは中国でメモリ6GB/ストレージ128GBが1588ドル(約17万円)、メモリ8GB/ストレージ256GBが1759ドル(約19万円)で販売しています。未来のスマートフォンを実際に手に入れることが可能なのです。

【訂正:2019年1月10日12時56分 初出時、価格の単位と日本円に誤りがありました。おわびして訂正致します。】

ニュース解説番組「NEWS TV」で記事をピックアップ

ITmedia NEWS編集部がYouTubeでお届けするライブ番組「ITmedia NEWS TV」で、この記事を取り上げています。ぜひ視聴・チャンネル登録をお願いします。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月12日 更新
  1. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  4. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  5. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  6. Amazonで整備済み「AQUOS sense8」が9%オフで3万円以下 6GB+128GB、5000mAhバッテリー搭載 (2026年02月11日)
  7. 2048Wh、瞬間最大出力2400Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA 2 Max」が25万円→9.4万円に (2026年02月10日)
  8. Amazonで整備済み「Galaxy S22 Ultra」ドコモ版が6万4800円 本体にSペンを標準装備 (2026年02月10日)
  9. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年