ドコモの2画面スマホ「M Z-01K」をじっくり試す ガジェクラ以外でも買い?(1/3 ページ)

» 2018年01月30日 06時00分 公開
[島徹,ITmedia]

 「開くと2画面、閉じると普通のスマホ」という、他にないAndroidスマートフォン「M Z-01K」がNTTドコモから2月に発売される。価格(税込)は一括が9万2664円で、「月々サポート」の24回分を引いた実質価格は新規と機種変更が4万2768円、MNPが2万6568円。

 折りたたんだ状態だと一般的な5.2型ディスプレイのスマホ、本体を開くと2画面あわせて6.8型というタブレット並みの大画面で快適にアプリや電子書籍などを楽しめる。この記事では、このガジェクラ(マニア)にはたまらない斬新なギミックと、その実力や実用性をチェック。さらに、懐かしいあのモデルとも比較してみた。

M Z-01K ZTE製「M Z-01K」。本体を180度開いた2画面表示の状態

本体が変形! 2枚の画面が合体する

 まず気になるのは、2画面の折りたたみ構造だろう。簡単に説明すると、5.2型液晶ディスプレイの長辺をヒンジでつなぎ、びょうぶのように折りたためる形状だ。180度水平に開くと、隣り合ったディスプレイが1枚の画面のように見える。文章よりは、実際の写真を見てもらう方がすぐに理解できるだろう。

M Z-01K 折りたたんだ状態だと、一般的な5.2型ディスプレイ搭載スマホと同じように操作できる
M Z-01K 右側面にはdocomoロゴの入ったヒンジを搭載。背面に搭載されたもう一枚の5.2型ディスプレイを開いていく
M Z-01K 背面のディスプレイを180度開くと、2つのディスプレイが合体したように見える。中央ヒンジ側の縁はギリギリの狭額縁設計で、中央の継ぎ目を極力目立たせない工夫が見られる
M Z-01K 本体を開いた状態の背面。ヒンジやカメラ部品の周り以外はフラットだ

 この2画面には動作モードが4つあり、画面下部の「M」キーで切り替える。中でもよく使うのが、「大画面モード」と「2画面モード」だ。

M Z-01K 画面下のソフトキー部分にある「M」ボタンを押して、2画面表示のモードを切り替える
M Z-01K 左から「大画面モード」「2画面モード」「ミラーモード」「通常モードだ。用途によって使いたい画面モードへ切り替える

 「大画面モード」は、2画面あわせて広い1画面のタブレット風に使うスタイルだ。Googleマップを大画面で利用したり、電子書籍を読んだりするのに適している。アプリによっては、本体の縦横の向きを変えて操作すると、中央の縁が気にならず快適に利用しやすい。

 ただ、リズムゲームやアクションゲームのように、タッチ操作のタイミングがシビアなゲームは、2画面をまたぐタッチ操作の反応がごく微妙に遅れるのか遊びづらかった。こういった、タイミング重視のゲームアプリは1画面で遊ぶことをおすすめする。

M Z-01K 「大画面モード」でGoogleマップを操作。描画は高速で、2つの画面をまたいだピンチインやピンチアウト操作も可能だ
M Z-01K 本体を横(Androidの内部処理としては縦方向)に向けると、真ん中の分割部分を避けて文章を読みやすい。QWERTYキーボード入力も、昔のスライドキーボード付きPDA風のサイズ感で操作できる

 「2画面モード」は、左右の画面それぞれに別のアプリを表示できる。利用できるアプリだが、多くのマルチウィンドウ対応アプリが問題なく動作する。また、マルチウィンドウ非対応アプリも、動作は無保証ながら強制的に2画面で動かす設定も用意されている。

 アプリの起動は左画面のホーム画面とドロワー、または右画面のドロワーから起動する。また、左画面のアプリを2本の指で右画面にスワイプすると、右画面に移動して表示できる。

M Z-01K 「2画面モード」では2つのアプリを同時起動できる。Gmailで添付ファイルのプレビューを開いて2本指で右画面にスワイプすると、左画面でGmailの本文を確認しつつ、右画面で添付ファイルの内容を確認できる
M Z-01K Chromeブラウザは、起動した後、右上のアイコンから「他のウィンドウに移動」を選ぶと2画面で別のサイトを表示できる。ショッピングの比較などに便利だ

 この他、同じ画面を2つのディスプレイに表示する「ミラーモード」、1画面だけ使う「1画面モード」も選択できる。

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