Samsung、折れ曲がる有機ELスマートフォンのコンセプトモデルを公開 広げると7.3インチ 数カ月以内に量産開始

» 2018年11月08日 05時10分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsは11月7日(米太平洋時間)、折れ曲がるフレキシブル有機ELディスプレイを採用したスマートフォンのコンセプトモデルを公開した。画面を内側に二つ折りする機構で、開くと7.3インチのタブレットになる。外側にも細長いディスプレイを搭載し、折りたたんで通常のスマートフォンのようにも使える。数カ月以内に量産を開始するという。

photo

 同社が新開発したフレキシブル有機ELディスプレイ「Infinity Flex Display」を搭載する折りたたみ型のスマートフォン。独自開発の接着剤や、薄型化した偏光板などのパーツを使うことで、フレキシブル有機ELディスプレイの柔軟性を向上。何十万回も折りたためる耐久性を確保した。

photo 本体を折りたたんだところ。外側のディスプレイで通常のスマートフォンにも使える。折れ曲がる部分を避けるようにディスプレイを配置しているようだ
photo ディスプレイを少し折りたたんだところ
photo 開いた状態でのアプリドロワー画面
photo 閉じた状態でのアプリドロワー画面
photo 画面消灯時に時計や通知のみを表示する「Always On Display」機能も備えているようだ
photo

 同時発表したSamsung独自の新UI(ユーザーインタフェース)「One UI」も取り入れる。外側のディスプレイで起動していたアプリは、内側の大きな画面にもスムーズに表示が切り替わる。タブレットモードでは、マルチタスクで3つまでのアプリを同時に起動できる「Multi-Active Windows」に対応する。

 米GoogleのAndroid開発チームは、1つのデバイスで複数のディスプレイを備える折りたたみ型のデバイスを今後のAndroid OSで正式サポートすることも発表した。

photo マルチタスクで3つまでのアプリを同時に起動できる「Multi-Active Windows」
photo

 Infinity Flex Displayを搭載するこのコンセプトモデルは、米サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「Samsung Developer Conference 2018」で披露。公開した実機はプロトタイプで、ステージ上の照明を消して外観が分からないようにしていた。

photo

ニュース解説番組「NEWS TV」で記事をピックアップ

ITmedia NEWS編集部がYouTubeでお届けするライブ番組「ITmedia NEWS TV」で、この記事を取り上げています。ぜひ視聴・チャンネル登録をお願いします。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月30日 更新
  1. 陸マイラーの筆者が「ANAモバイル」を契約 20%マイル付与だけじゃない、“メイン回線昇格”の理由 (2026年05月27日)
  2. スマホのバッテリー切れでも「モバイルSuica」は使える? “予備電力機能”がSNSで話題に (2026年05月29日)
  3. 「Xiaomi 17T」シリーズの価格は「非常に頑張った」 海外より激安 価格変動を抑えられた理由 (2026年05月29日)
  4. 「Rakuten Linkで着信拒否できない件」を楽天モバイルはどう考えているのか 置き去りにされた基本機能の行方 (2026年05月29日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 「Xiaomi 17T」シリーズ6月4日発売 17Tも光学5倍カメラ、17T Proは7000mAhバッテリーやFeliCa搭載で11万9800円から (2026年05月28日)
  7. 極薄ベゼルの「Xiaomi Watch S5 46mm」、ノイキャン進化の「Xiaomi Buds 6」登場 約2.5万円〜/約1.6万円 (2026年05月28日)
  8. 厚さ約14mmの薄型急速充電器「CIO NovaPort SLIM DUO 65W 2C」が27%オフの4380円に (2026年05月28日)
  9. 固定ブロードバンド回線の品質で「NURO光」がトップ評価 Opensignalが発表 (2026年05月28日)
  10. ケータイ感覚で使えるスマホ「MIVEケースマ」がau Flex Styleに登場 3万4800円で販売中 (2026年05月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年