本体には電源ボタンとシャッターボタン、そして小さなパネルが1つ。
一応これだけで撮影が可能だ。
電源ボタンは長押しでオン/オフ。短押しで静止画・動画・設定と切り替わり、「設定」時はシャッターボタンで項目の変更を行えるので、一応単体で一通りの撮影は可能だ。
ただ、指でシャッターボタンを押すと指が映り込んじゃうし、insta360 ONE Xの楽しさを存分に味わうにはスマートフォンと連携して使いたい。
専用アプリをインストールしてカメラの電源を入れたら、ケーブル直結かWi-Fiでで両者をつなぐ。
insta360 ONE XのコネクターはmicroUSB。microUSB - LightningとmicroUSB - USB Type-Cのケーブルが付属するのでそれを使う。ただまあ実際に使うのはWi-Fiを使わずにデータを転送したいときやファームアップのとき、あとはライブ放送に使うときくらいかと思う。VRライブ放送するときはケーブル接続が必要なのだ。
Wi-Fiの接続は簡単。とりあえずiPhoneの場合、一度つなげば次からはBluetooth経由でさっと接続してくれるし、iPhoneが他のWi-Fiにつながっていてもダイアログが出てそこで「接続」をタップすればinsta360 ONE Xにつなぎ直してくれる。
Wi-Fi接続が簡単なのは非常に良い。
とりあえず静止画を撮ろう。
デフォルトの設定で、insta360純正の自撮り棒に装着して高い位置から1枚。
こういう伸縮式の自撮り棒が別売りで用意されてるのだ。
ベルボン式のひねって伸ばす伸縮機構で(ベルボンのOEMなんじゃないかと思う)、全高は約1.16メートルとかなり伸びるのに対し、縮長は約27センチと携帯性が高い。
この棒を使うと、日常とは違う視点で撮れるし、カメラを握る手も写らなくて楽しいのだ。高い位置から360度全体を捉えたり低い位置からローアングルを楽しんだり、空中から撮ってる感を出したりもできる。
で、この元画像を全天球画像に対応したサイト(FaceBookなど)にアップロードするとぐるぐる回してみることができるし、「Oculus Go」や「ハコスコ」などのVRビューワーを使ってみるとより臨場感があって面白いわけだが。
VR視聴環境っていまひとつ普及してないし、全天球画像を楽しむという習慣もまだあまりない。
どうするか。
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