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リコー、360度カメラのハイエンド「THETA Z1」 RAWデータ記録に対応

» 2019年02月25日 23時45分 公開
[ITmedia]

 リコーとリコーイメージングは2月25日、360度カメラ「THETA」(シータ)シリーズのフラグシップモデル「THETA Z1」を発表した。ワンショットで360度の全天球イメージを撮影でき、RAWデータの保存にも対応する。オープン価格で3月下旬に発売予定だ。

「THETA Z1」。本体に0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載。露出設定や撮影の残り枚数などが一目で確認できる

 コンパクトなボディーに1型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。約2300万画素相当(6720×3360ピクセル)の360度静止画を撮影できる。新たに絞り優先など多彩な撮影モードを備え、屋外や暗所など撮影シーンの幅が広がった。またRAW(Abobe DNG形式)データの保存にも対応し、「デジタル一眼レフ同様、本格的な画像編集が楽しめる」(同社)としている。

 動画撮影用に回転3軸補正の手ブレ補正機能も搭載。手ブレを抑えながら4K(3840×1920ピクセル)、30フレーム/秒の360度動画を撮影できる。

 外形寸法は48(幅)×132.5(高さ)×29.7(奥行き)ミリ。重量は約182グラム。

 リコーイメージングは2月28日からパシフィコ横浜で開催されるカメラと映像の展示会「CP+ 2019」に出展し、THETA Z1の先行展示を行う。

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