E-M1XはE-M1シリーズのeXtend版……という意味のXなのかどうかは知らないけど(今思いついた)、だからE-M1 Mark IIを置き換えるものじゃない。
イメージセンサーもおそらくはE-M1 Mark IIと同じ。マイクロフォーサーズで約2037万画素だ。
撮影性能で進化したのは、まず手ブレ補正。もともとE-M1 Mark IIは5.5段分という驚異的なボディ内手ブレ補正を誇り、これと手ブレ補正機構を持つレンズを組み合わせると手持ちで1秒以上もokという非常識な手ブレ補正がスゴかったのだが、E-M1Xの手ブレ補正は非常識を超えた。
何をいってるんだかよく分からないけど、ボディ内で7段、手ブレ補正機構を持つレンズと組み合わせたら7.5段分の手ブレ補正というもはや何がなんだか分からないレベルだ。
もちろんスローシャッター時は撮影者の能力も大事なのだが、シャッタースピード4秒でこんな感じ。F8に絞りISO200でシャッタースピード4秒で手持ちで撮った夜景だ。
もともとすごいのがさらにすごくなったわけだ。製品発表会では、望遠で4秒の手持ち撮影が可能といっていた。ちょっとムチャ振り感あるけど、プロの写真家ならできそうだ。
もう一つE-M1Xならではの機能がある。E-M1 Mark IIでセンサーを微妙に動かしつつ8枚連写して合成する「ハイレゾショット」機能が付いたが、それは「三脚使用時オンリー」だった。
E-M1Xは「手持ちハイレゾショット」が可能になった。
いつものガスタンクでチェックしてみよう。
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