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» 2019年03月12日 09時56分 公開

「YouTubeストーリー」でAI採用ARマスク利用可能に 深度カメラ不要

YouTubeクリエイターが配信できる「YouTubeストーリー」で、機械学習採用のARマスクが利用できるようになった。リアルと区別が付かないようなメガネなどはARCoreでも体験できる。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 YouTubeのクリエイターが利用できるサービス「YouTubeストーリー」で、AI採用のAR(拡張現実)マスクを利用できるようになった。YouTubeの親会社である米Googleが3月8日(現地時間)に発表した。


 YouTubeストーリーは、登録者1万人以上のクリエイターが配信可能な7日間で消滅する短い動画コンテンツ。モバイル版YouTubeアプリでのみ作成でき、視聴もYouTubeアプリでのみ可能だ。

 ARマスクは、米SnapのSnapchatや米Facebook傘下のInstagramが先行するツール。GoogleのARマスクは、特別な深度センサーなどが不要で、リアルな映り込みや仮想オブジェクトの影などを実現できるという。

 Googleは昨年2月にARCoreを正式リリース。「Pixel 3/3 XL」ではARキャラクタと一緒に動画や静止画を撮影できる「Playground」機能を搭載した。

 YouTubeストーリーのARマスクはGoogleの最先端の機械学習技術を採用したもので、以下のような特徴がある。

  • 環境マッピングによる光反射のシミュレーションで、メガネへの風景の映り込みなどもリアルに再現
  • 自然な光線で、顔メッシュにメガネや帽子などの仮想オブジェクトの影を生成
  • 背後にあるものを隠す“オクルージョン”で、例えば下の画像のように仮想のメガネがリアルなキャップの下に隠れるように見せる

 これらの効果は、最新版のARCore SDKで試せる。Googleは、将来的には他の製品やサービスでもAR技術を採用していくとしている。

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