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フルサイズEOSの画質が手に入る入門機「EOS RP」荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/6 ページ)

» 2019年03月28日 07時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 さて、AFでもう一つ。EOS Rは−6EVというめちゃ暗い場所でもAFが効くのがウリだったが、ROS RPも−5EVとかなり暗いところでもOk。これも良い。

 シャッタースピードは最高で1/4000秒。電子シャッターを使えばもっと高速で切れる、ってことはない。残念。

 ISO感度はISO100から40000が基本感度で、最高でISO102400まで上げられる。

 いつもの感度チェック。

ISO 800-6400
ISO 12800-102400

 EOS Rと同等かちょっといいくらいだ。

 −5EVまでAFが効いて高感度に強い、となると夜の作例である。

 夜の暗い公園で35mm F1.8で撮影。暗いけどAFは迷わず顔に来ているし、ISO12800だが十分なクオリティー。

夜の公園で猫を見つけたのでギリギリまで寄って撮影。暗い住宅街の公園でもすっとフォーカスがくるのは良し。ちょっと被写体ブレはあるけど。ISO12800で(35mm 1/80秒 F1.8 +1/3 ISO12800)

 キットレンズの35mm F1.8は寄れるし明るいし写りもいいしで超お勧めだが、ズームレンズが欲しい人もいるはず。

 RFレンズにエントリー向けの小型軽量で廉価な標準ズームレンズがないので(そこが残念)、現状での選択肢は「RF 24-105mm F4 L IS USM」になるだろう。

 少々高価で太いが汎用性の高い標準ズームだ。

望遠端の105mmで深大寺の門前街をスナップ。平日なのに多くの人で賑わっておりました。タッチパッドAFで甘酒ののれんにフォーカスを合わせて絞り優先で(24-105mm 105mm 1/640秒 F4.0)
ツバキが鮮やかだったので狙ってみた。81mmで+1の補正(24-105mm 81mm 1/100秒 F4.0 +1 ISO100)

 望遠撮影をするならマウントアダプターの出番。

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