米Facebook傘下のOculus VRの共同創業者で、現在FacebookのVR製品責任者を務めるネイト・ミッチェル氏は4月12日(現地時間)、これから出荷するVRヘッドセット「Oculus Quest」と「Oculus Rift S」の一部のコントローラの内部に、プロトタイプだけのつもりだったイースターエッグの印字がついたままになっていることを、自身のTwitterアカウントで明らかにした。
開発者向けの一部のコントローラには「Big Brother is Watching」や「Hi iFixit! We See You!」などのメッセージが、製品版の一部のコントローラには「This Space For Rent」や「The Masons Were Here」などのメッセージが刻印されているという。いずれも外からは見えないようだ。
ミッチェル氏は、「イースターエッグの楽しさは理解しているが、これらは不適切で取り除くべきだった」が、ハードウェア性能には支障がないので、このまま出荷するという。製造工程を修正したので、こうしたことは二度と起きないとしている。
親会社のFacebookは、プライバシー問題などを外部から指摘されてから認めることが多いが、ミチェル氏は話題になる前に開示することにしたようだ。
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