NTTドコモは4月17日、没入感の高いVR(仮想現実)映像を体験できるという「超広視野角VRゴーグル」を開発したと発表した。4月27日〜28日に千葉・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2019」に出展する。
これまで、スマートフォンを取り付けて利用する一般的なVRゴーグルは視野角が狭く、穴から映像をのぞいているように感じられるという課題があった。
超広視野角VRゴーグルは、一般的なVRゴーグルで使われる中央の凸レンズの周りに、特許出願中の特殊な高倍率レンズを配置して見える範囲を広げた。中心部以外はぼんやりとした映像となるが、人は視野の中心部をくっきり、周辺部分はぼんやりと見る特性があり不自然にならない。視野が広がり、あたかもその場にいるような高い没入感を実現できたという。
今後、本VRゴーグルを活用したエンターテインメント向けサービスやライセンスの提供を検討するとしている。
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