米Facebookは4月25日(現地時間)、Facebookのプラットフォーム上で提供するサードパーティー製アプリの「プラットフォームポリシー」を更新し、その一環でクイズアプリを禁止すると発表した。
Facebookでは昨年、クイズアプリで集められた約8700万人分の個人情報がユーザーに無断で外部に漏えいし、米大統領選で不正に利用されたいわゆるCambridge Analyticaスキャンダルで批判された。
スキャンダル発覚後も、不正に個人データを収集するアプリは後を絶たなかったが、約1年後にようやくクイズアプリ自体を禁止することになった。
Facebookは禁止の発表文で(当然ながら)CAスキャンダルには触れず、クイズアプリ禁止の理由を「実用性が少ないから」と説明した。
この他、4月30日で提供を終了するAPI一覧も公開した。
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