米Googleは5月16日(現地時間)、2月に発表した「Live Transcribe(日本では「音声文字変換」)」の6月に予定している次期アップデートでの新機能を紹介した。
音声文字変換は、音声をリアルタイムで文字に変換し、字幕(transcript)にして表示する、聴覚障害者支援目的の「ユーザー補助」アプリ。現在早期アクセスプログラムで希望者に公開している。日本語を含む70カ国語に対応している。
現在は人間の話している言葉だけが文字に変換されているが、手を打つ音や笑い声、犬の鳴き声、ドアのノックなども表示するようになる。聴覚障害者にとってはこうした情報も重要だ。
現在は変換後のテキストは表示するだけで保存できないが、これをコピーして端末内に保存できるようになる。保存できる期間は3日間。この機能は聴覚障害者だけでなく、外国語の学習者やインタビューを録音したいジャーナリストなどにとっても便利だろう。
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