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“ハリポタGO”とポケモンGOは何が違う? 「ハリー・ポッター:魔法同盟」公開直前レビュー(2/5 ページ)

» 2019年06月21日 19時30分 公開
[井上輝一ITmedia]
大きな建物が「砦」、小さな建物が「宿屋」、水色の建物が「温室」、「M」と書かれているのが「痕跡」の一つ

 並べてみると分かるように、ボタンの配置などユーザーインタフェースはPokemon GOと非常に似ている。

魔法同盟とPokemon GO魔法同盟とPokemon GO 魔法同盟とPokemon GOのフィールド画面の比較 魔法同盟の画面は夜になってしまっている

 記者が気付いた、魔法同盟とPokemon GOで対応する箇所を挙げてみる。左がPokemon GOで、右が魔法同盟だ。

  • 集めるもの:野生のポケモン → ファウンダブル
  • 捕まえるためのもの:モンスターボール → 呪文
  • 集めたもののコレクション:図鑑 → 登録簿
  • 歩いた距離によるボーナス:タマゴ → ポートキー
  • アイテム補給所:ポケストップ → 宿屋、温室
  • レイドバトル:ジム(レイド) → 砦

 この他、現実の天候によって出現キャラの傾向が変わる天気システムや、乗り物などでの高速移動時にゲームを一時停止する警告が出ることなど、Pokemon GOと全く同じといえる部分もある。

天気システムと高速移動天気システムと高速移動 天気システムや高速移動時の警告など、Pokemon GOと全く同じといえる要素も

 アイテムを補給できる「宿屋」や「温室」、レイドバトルをする「砦」の位置データは、Nianticの位置情報ゲームの一作目である「Ingress」でユーザーが世界中のモニュメントを撮影し登録した「ポータル」に基づいている。これもPokemon GOと同様だ。

魔法同盟もPokemon GOも、Ingressのポータルに基づいて物体を配置している魔法同盟もPokemon GOも、Ingressのポータルに基づいて物体を配置している 魔法同盟もPokemon GOも、Ingressのポータルに基づいて物体を配置している

 このように「基本的にはPokemon GOと同じゲームシステム」といえるが、魔法同盟独自の機能も当然ある。

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