米Nianticは6月18日(米国時間)、米WB Gamesなどと共同開発している、AR(拡張現実)を活用したスマートフォン向け位置情報ゲーム「ハリー・ポッター:魔法同盟」(iOS/Android)を米国など4カ国で21日に公開すると発表した。「日本でも近々公開する」としている。
対象の4カ国は、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド。Android版はGoogle Playか、Samsungの「Galaxy Store」からいずれも無料でダウンロードできる。
ハリー・ポッター:魔法同盟は、「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」シリーズの世界を舞台にしている。
プレイヤーは魔法使いとなって、マグル(非魔法使い)の世界に残された“魔法の痕跡”を追う。ゲーム画面のマップ上に現れた“痕跡”をタップし、呪文を用いて戦ったりすることで、魔法世界から失われた魔法生物や魔法使いなどを取り戻す。
米Nianticのジョン・ハンケCEOは18日、米ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドで開いた「魔法同盟」のメディア向けスペシャルイベントに登壇。
これまで同社が開発してきた、位置情報ゲーム「Ingress」や「Pokemon GO」と同様に、魔法同盟でも「探検」「エクササイズ」「現実でのソーシャル性」という3つの要素を重要視しているという。
「先進国の多くの人々は日々の運動が足りないため、運動する要素を取り入れられるように開発に力を入れている。現実で、家族や友人とともに楽しめることも重視している」(ハンケCEO)
イベントでは、ゲームを一足先に体験できた。詳しいレポートは追って伝える。
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