4月に倒産した米Ankiの共同創業者、ボリス・ソフマン氏は6月27日(現地時間)、12人の元従業員とともに、米Google系列の自動運転技術企業のWaymoに参加するとLinkedInで発表した。ソフマン氏はWaymoの自動運転トラック部門の責任者に就任する。
ソフマン氏は2010年にAnkiを立ち上げる前は米Neato Roboticsでソフトウェア開発責任者を務めた。カーネギーメロン大学の博士課程時代には米Intel、米iRobot、米サンディア国立研究所などでインターンをした経験を持つ。
同氏はLinkedInで「この15年間はロボティクスに従事してきたが、この分野に最初に興味を持ったのは自動運転で、カーネギーメロン大学での私の論文のテーマは自動運転だった」とし、過去10年間のWaymoの動きを見て、今後数年で同社が人々の生活に大きな変化をもたらすだろうと語った。
Ankiは日本でもAIロボット「COZMO」を販売していた。現在Webサイトを開くと、製品開発を中止したことと、現在の顧客への長期サポート提供のための対策を講じているという説明文が表示される。
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