米Nianticと米WB Gamesなどが共同開発する、AR(拡張現実)を活用したスマートフォン向け位置情報ゲーム「ハリー・ポッター:魔法同盟」(iOS/Android)の日本での配信が、7月2日に始まった。App Store、Google Playから無料でダウンロードできる。
ハリー・ポッター:魔法同盟(以下、魔法同盟)は、「ハリー・ポッター」シリーズの世界を舞台とする。プレイヤーは魔法使いとなり、対立する悪い魔法使いと戦いながら世界中に散らばった魔法界の痕跡を回収していく。
本作は6月21日(米国時間)から米国など4カ国で先駆けて公開され、22日には提供国を約140カ国に拡大していた。
魔法同盟の配信開始後、4日間で110万ドル(約1億2000万円)、1週間で300万ドル(3億2000万円)を世界中で売り上げたとする調査結果を、米調査会社のSensor Towerが発表している。
魔法同盟の日本での配信開始に際し、米Nianticとワーナー ブラザース ジャパンは記念イベントを開催した。
米Nianticの川島優志エグゼクティブプロデューサーは、「ゲーム体験の中心にハリー・ポッターファンを置いている。ハリー・ポッターの世界と現実が溶け合った体験を届けたい」とゲームコンセプトを話す。
魔法同盟は、Nianticが開発・提供する位置情報ゲーム「Ingress」や「Pokemon GO」と同じプラットフォーム「Niantic Real World Platform」の上で作られているという。「2作品で培った技術が魔法同盟にフル活用されている」と川島エグゼクティブプロデューサーは自信を見せる。
「ハリー・ポッターファンが楽しめるゲーム作りをしているが、これを機会に多くの人々にプレイしていただき、ハリー・ポッターの魔法世界に興味を持ってもらえたらうれしい」(同)
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