ファミリーマートは7月9日、スマートフォン決済サービス「FamiPay」のリリース直後に想定以上のアクセスが集中し、使用しづらい状態になった問題について、ユーザーに付与するとしていた“おわび”の詳細を発表した。18日までに「FamiPay暗証番号」の設定などの手続きを終えたユーザーに対し、22日から「FamiPayボーナス」180円相当を提供するという。
受け取りに必要な手続きは、(1)FamiPayアプリをダウンロードする、(2)IDやパスワードなどを入力して会員登録を完了する、(3)数字4〜6桁のFamiPay暗証番号を設定する――の3段階。
9日までに手続きを終えている場合や、電子マネーの残高が0円の場合も付与の対象になる。受け取ったユーザーは、FamiPayボーナスを残高にチャージすると買い物などで使える。
18日までに会員登録を終えたものの、FamiPay暗証番号を設定しなかったユーザーは付与の対象にならない。
FamiPay暗証番号は不正利用を防ぐために設けており、ユーザーは利用時に毎回入力する必要がある。競合する「7pay」は不正ログイン被害が相次いで問題となったが、FamiPayはこうした対策を実施しているため、これまでに同様の被害は起きていないという。
FamiPayは1日にリリース。公開から約1日で100万ダウンロードを突破したが、開始直後からアクセスが殺到し、ページの読み込みができないなどの障害が発生した。現在は復旧しており、9日までの累計ダウンロード数は250万件を超えているという。
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