フェイスブックジャパンは7月23日、第25回参議院選挙に関連してFacebookとInstagramで多く言及された話題や政党を集計して公表した。7月4日の公示から投票日の21日までの投稿で公開されている内容から算出した。
Facebookでは、国民生活に関する発言が最も多かった。2位以下は、時事問題、少子高齢化、経済関係と続く。最も言及された政党は自由民主党で、2位以下は順に、共産党、立憲民主党、国民民主党、公明党。
Instagramでは、子供や児童、若者などのキーワードが最も発言された。他にも、消費税や年金、令和、子育て育児などが多く投稿されている。「#選挙」と一緒に投稿されたハッシュタグは、「#選挙に行こう」を筆頭に、「#投票」「#参院選」「#参議院選挙」「#期日前投票」。
文教大学で政治学を教える上ノ原秀晃専任講師はFacebookでの集計結果について、「憲法や経済のような選挙の争点より、日常生活や日頃関心を持っている問題に関するものが多い印象。発言の多い都市部では待機児童問題など住民が直面している話題が多いのではないか」と分析した。
Instagramについても「子育て世代の女性の関心が反映され、子供や子育てについての言及が多い。ハッシュタグは政党のキャッチフレーズやスローガンより、選挙全体に関するものが多い」と話している。
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