米Google傘下のYouTubeは8月15日(現地時間)、動画に含まれる著作権のある楽曲についての手動申し立てに関するポリシーを変更したと発表した。
手動申し立てとは、動画内のコンテンツの著作権を持つ人が、YouTubeによる「Content ID」の自動検出が行われない場合に手動で申し立てられる機能。Content IDでの申し立てが認められると、その動画の収益を申し立て者が得られる可能性がある。
新しいポリシーでは、動画内で使われているコンテンツが非常に短い場合と、意図せず含まれてしまっている場合(例えば撮影中に通り過ぎた車から流れていた音楽など)は、著作権所有者による動画での収益化ができない可能性がある。
新ポリシーはあくまでも手動申し立てに関するもので、Content IDの自動マッチングシステムによる申し立ては影響を受けない。また、収益化はできないが、コンテンツ使用の追跡あるいはブロックは適用できる。
YouTubeは公式Twitterアカウントで、「この変更でブロックされる動画が増える可能性がある。だが、長い目で見て、正しいバランスへの重要なステップだと感じている」とツイートした。
詳細は日本語のヘルプセンターを参照されたい。
YouTubeは7月、手動申し立ての際、動画のどの部分が問題かをタイムスタンプで示すことを義務付けた。
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YouTubeのウォジスキCEO「EUの新著作権指令13条は非現実的」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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