米Facebookは9月5日(現地時間)、ディープフェイク(動画の人物の顔を別の個人の顔とすげかえる技術)を検出するツールの開発を目的とした新イニシアチブ「Deepfake Detection Challenge」(DFDC)の立ち上げを発表した。米Microsoftと米マサチューセッツ工科大学(MIT)と協力していく。
目的は、ディープフェイクを「より適切に検出するために誰でも使用できる」オープンソースのツールを生み出すこと。Facebookはこの取り組みに1000万ドル以上を投資する計画だ。
DFDCは、ディープフェイク検出ツールコンテストを10月に開始する。コンテスト参加者は、Facebookが用意するデータセットを使ってツールを開発できる。
ツール開発用のデータセットにFacebookのユーザーデータを使うことはせず、俳優を使ってディープフェイク動画のデータを作成する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR