米Google傘下のYouTubeが2010年から提供している「Leanback」機能が、“まもなく”使えなくなる。米Android Policeが9月13日(現地時間)に報じた。Leanbackにアクセスすると、終了の告知が表示される。
Leanbackは、YouTube動画をWebブラウザでテレビ感覚で視聴できるようにすることを目指したサービス。動画をフルスクリーンで再生し、PCの矢印キーをリモコン代わりにして操作する。現在のバージョンの起動ページは、「Android TV」とよく似ており、リモコン操作に伴うサウンドは全く同じだ。
YouTubeは本稿執筆現在、Leanback終了の理由を発表していない。Android Policeは、Amazonとの現在の関係が悪化してまたYouTubeアプリをFire TVなどから引き上げることになった場合、AmazonのWebブラウザでLeanbackが使えないようにするためではないかと推測しているが、単に今ではYouTubeアプリからChromecastなど経由で大画面テレビに動画をストリーミングできるようになり、Leanbackの存在意義が減ったからかもしれない。
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