これからのAIの話をしよう(データリテラシー編)
“Amazonで実験を続けた男”は好奇心の塊だった 元幹部が語る「データの価値」(1/4 ページ)
自社が持つ膨大なデータを生かし、新たな価値創造に取り組もうとする企業が増えています。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOもその一つ。同社はAI活用に注力しており、その一環として9月1日に、元Amazon.comチーフサイエンティストのアンドレアス・ワイガンド氏をZOZOテクノロジーズのデータサイエンスアドバイザーに据えました。
ワイガンド氏は、Amazon.comの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏と共にECプラットフォーム構築に尽力し、今日のAmazonの基礎を作り上げたとされる人物。コンサルタントとして中国Alibabaや米ゴールドマン・サックス、ルフトハンザドイツ航空など幅広い企業のデータ戦略を支援し、今は米スタンフォード大学や米カリフォルニア大学バークレイ校などで教べんをとっています。また、ドイツ連邦政府・デジタル評議会のメンバーにも選ばれるなど世界中で活動しているのです。
ワイガンド氏の著書「Data For The People(邦題:アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える)」は、データサイエンティストには非常に学びの多い1冊だと思います。Amazon時代に会社のデータ戦略を策定し、顧客中心の文化を作り上げた過程から、データの権利や保護の問題に至るまで、丁寧にまとめられています。
特に印象的だったのが、ワイガンド氏がAmazon時代にさまざまな実験を行っていたことです。「製品レビューは社内の人間が書いた方がいいのか、それとも消費者が書いたほうがいいのか」「顧客が同じものを2度購入しようとしたとき、アラートを発したほうがいいのか」など、いろいろな仮説を立て、実験し、評価をしていきます。
こうした試行錯誤はデータサイエンティストにとって欠かせないものです。ワイガンド氏に、データを扱う上で気を付けるべきことや、データと意思決定の関係、意思決定の難しさ、データリテラシーなどについて聞きました。
連載:これからのAIの話をしよう
いま話題のAI(人工知能)には何ができて、私たちの生活に一体どのような影響をもたらすのか。AI研究からビジネス活用まで、さまざまな分野の専門家たちにAIを取り巻く現状を聞いていく。
(編集:ITmedia村上)
データの価値とは
――著書を読みました。ワイガンドさんがAmazonでデータ戦略を策定し、さまざまな実験をしていたのが印象的でした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
これからのAIの話をしよう
いま話題のAI(人工知能)には何ができて、私たちの生活に一体どのような影響をもたらすのか。AI研究からビジネス活用まで、さまざまな分野の専門家たちにAIを取り巻く現状を聞いていく。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
2
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
3
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
4
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
5
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
6
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
スーパーでおなじみ「呼び込み君」に新型 26年越しの“新曲”も配信
-
9
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
10
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR