Facebook、予想を上回る増収増益 「政治広告の掲載はやめない」とCEO
米Facebookが10月30日(現地時間)に発表した第3四半期(7~9月)の決算は、売上高は前年同期比29%増の176億5200万ドル、純利益は19%増の60億9100万ドル(1株当たり2ドル12セント)だった。営業利益率は前年同期比1ポイント減の41%。
売上高、1株当たり純利益ともに主力の広告収入が牽引し、アナリスト予測(売上高は173億7000万ドル、純利益は1ドル91セント)を上回った。
同社は広告の重点をニュースフィードから「ストーリー」やInstagramにシフトしている。
MAU(月間アクティブユーザー数)は9%増の24億4900万人。米、欧州、アジア、その他のすべての地域で増加した。DAU(日間アクティブユーザー数)は1%増の16万2300万人だった。
マーク・ザッカーバーグCEOは発表文で「好調な四半期だった。Facebookのコミュニティとビジネスは成長を続けている。われわれは主な社会的問題の解決と、世界中の人々の生活を改善するための新たな体験の構築にフォーカスする」と語った。
同氏は電話会見のために用意した声明文で、“表現の自由”についてのFacebookの方針の説明に多くを割いた。この中で、改めて政治関連の広告については第三者によるファクトチェックをしないと語った。この件については、公聴会で議員に詰問されもしたが、「Facebookの広告はどのサービスよりも透明性が高い」ので、ユーザーは各人で広告に問題があるかどうか判断できるとザッカーバーグ氏は語った。
「虚偽のある政治的広告をブロックすべきだろうか? GoogleもYouTubeも、ほとんどのネットのプラットフォームが同様の広告を掲載している。(中略)民主主義では、1私企業が政治家やメディアを監視するのは正しくないと思う」(ザッカーバーグ氏)
米Twitterのジャック・ドーシーCEOは同日、Twitterでは政治関連広告を全面的に禁止すると発表した。同氏は「フェイクニュースの拡散を阻止するために懸命に努力しているが、金を払って政治的なターゲティング広告を出すなら、好きなように発言できる!」という(Facebookのような)方針はうまくいかないと指摘した。
ザッカーバーグ氏は業績発表後の電話会見でも、自由な表現を擁護することはFacebookの重要な役割だと強調した。電話会見は、ドーシー氏のツイートの後に行われた。
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