SIGMA初のLマウントカメラが発売されたのである。「SIGMA fp」。なんというか、四角くてゴツくてい小さくて可愛くてミニマム。よく分かんないけど、最初の印象がそれだ。
ライカのミラーレス一眼用マウント「Lマウント」を採用する「Lマウントアライアンス」のメンバーはライカとパナソニックとシグマ。パナソニックはまずプロ用のハイエンド機「S1」シリーズを発売した。
シグマは自社開発の「Foveon X3」センサーを搭載した画質番長なLマウントカメラを発売する……予定なのであるが、その前にいきなり他社と同様のベイヤー配列センサーを採用したSIGMA fpを発表したのである。
それがもう実に斬新なカメラだったのだ。
一言でいえばミニマムミラーレスである。
とにかく小さくてミニマム。大きさは112.6(幅)×69.9(高さ)×45.3(奥行き)ミリ。少々厚い以外はコンパクトカメラ並みだ。
ボディはめちゃフラットで上面を見るとアクセサリシューもない。
その代わり、真下プラス左右に三脚穴が付いている。これを使って拡張するのである。
ストラップホールを装着できる他、右手側には外付けハンドグリップが用意されている。
これがまた使いやすい。
fpをスナップカメラとして持ち歩くときは必須だろう。
左手側にはホットシューアダプターを装着することで外付けフラッシュを取り付けられる。
どれも普通に三脚穴なので好きなものを取り付けていい。また、fpの3Dデータは公開されているので、それを使ってオリジナルのアクセサリを作ることも可能だ。
EVFは用意されてないが、別売りのLCDビューファインダーを装着することで背面のモニターをビューファインダーとして使える。
その辺はfpをどう使うか、になるのでとりあえず使ってみようってことで、グリップだけ付けて出動する。
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