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» 2019年11月13日 08時00分 公開

荻窪圭のデジカメレビュープラス:コンパクトで使いやすい、画質も上がった優等生ミラーレス一眼「EOS M6 Mark II」 (1/3)

キヤノンのミラーレス一眼「EOS M6 Mark II」は優等生だ。コンパクトで使いやすく、画素数も約3250万画素にレベルアップ。とくに操作性を考えたデザインに感心させられる。

[荻窪圭,ITmedia]
コンパクトながら構えやすい「EOS M6 Mark II」。ボディは約405グラム

 キヤノンのミラーレス一眼、EOS Mシリーズに新作が出た。いくらか予想外だった「EOS M6」のMark IIである。おお、そっちが来たかーって感じ。

 EOS Mはエントリー向けでEVFを搭載した凸型の「EOS Kiss M」がヒットしたこともあり、そちらをメインにしていくのかなと思ってたのだ。

 でも、出てきたのはEVFなし(外付け可能)のEOS M6の後継機。それも、操作性と性能をぐぐっとアップしての登場だ。

 EVFがない分、コンパクトなので携帯性はこっちの方がいい。気軽に持ち出せて高性能なミラーレス一眼って感じだ。これはいいかも。

使い勝手の良さはさすがのEOS

EVF未搭載の分、上面がフラットでコンパクトなEOS M6 Mark II。レンズが細身なのはEF-Mレンズの特徴

 「EOS M6 Mark II」が前モデルから大きく進化したのは2点。

 一つは操作系。露出補正ダイヤル+サブ電子ダイヤルの2階建てダイヤルの代わりにサブ電子ダイヤル+ダイヤルファンクションボタンになり、使い勝手が上がるなど改良が施されている。

 もう一つはイメージセンサーが約3250万画素とぐぐっとレベルが上がったこと。今までが約2420万画素だったので一気に増えた。

 まずはEOS M6 Mark IIの特徴といえる操作感の話から。

 上面がフラットで高さは70mm。EVFによる出っ張りがない分バッグへの収まりがいい。これはすばらしい点。

 コンパクトでありながら、グリップの形状がよく考えられており、いい感じに出っ張りと凹みがあって構えやすい。この辺はさすがのEOSって感じだ。

グリップ部分の出っ張りや少し内側にずらしたシャッターボタン、回しやすい位置のダイヤルなどよく考えられている

 よく見ると、シャッターボタンが少し内側にある。これによってボディはコンパクトだけど指が窮屈じゃないのだ。

 シャッターボタンの周囲にメイン電子ダイヤル、その後ろにサブ電子ダイヤルがあるのだが、その中央に「DIAL FUNC」ボタンがある。これを押して前後のダイヤルを回すことでグリップしたままISO感度やWB(ホワイトバランス)や連写など重要な設定をさっと変更できる。

 背面には新たにAFとMFの切替レバーも装備。グリップしたままさっと切り替えられる位置にあり、必要に応じてすぐ変更できる。

操作系は右手側に集中(左肩は内蔵フラッシュ)。前後のダイヤルとDIAL FUNCボタン、フォーカスモード切替スイッチと固まっていることと電源スイッチの位置が良い

 よく考えられてるなあと思う。

 キヤノンなのでタッチパネルを使えばたいていの設定はそれでできちゃうのだが、どちらでも好きな方を使ってOKって感じが良いのだ。

背面から。絞り優先AE時。四角く囲まれた項目は全てタッチボタンになっている。タッチAFはレスポンスも良くて高速

 タッチパネルを一番スムーズにうまく使ってるメーカーがキヤノンだと思う。レスポンスもいいし、タッチAFのみならず、メニュー操作から設定変更までたいていのことはタッチパネルでできる。

 AFはデュアルピクセルCMOSセンサーのおかげで快適だ。

 EOS 90Dもライブビュー時はミラーレス一眼のように使える、と書いたが、始めからミラーレス一眼として設計されたEOS M6 Mark IIの方が快適だ。

 で、撮る。

 さすが3250万画素の写り。

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