米Googleは11月14日(現地時間)、Google検索の2つの新機能を発表した。単語の翻訳や定義の検索結果に画像を表示する機能と、単語の発音を検索するとその単語の発音練習ができる機能(こちらはまずは米国の英語のみ)だ。
例えば「洗濯ばさみを英語で」と検索すると、翻訳カードの下に洗濯ばさみの画像が複数表示される。
日本語でもいくつかの単語でカードが表示されたが、Googleはまず英語で対応したとしている。
翻訳だけでなく、「define ○○」と○○の定義を検索しても同様に画像が表示される。
こちらはまだ米国の英語のみの対応。モバイル版Googleで「how to pronounce ○○(○○はどう発音する?)」と入力すると、従来通りの○○の発音を音声で再生できるカードが表示され、そこに新たにマイクアイコンが追加された。これをタップして○○を発音し、正しく発音できていないとどこに問題があるか指摘される。さらに、その部分の発音を練習するためのサンプルが表示される。
この機能は、音声認識技術と機械学習で構築した。音声認識技術で単語の音を細かいサウンドバイトに分離し、機械学習で入力結果の発音と正しい発音を相互参照する。
これらの機能は今後、段階的に他の言語、地域で利用できるようにしていく計画だ。
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