AI専門メディア「Ledge.ai」を運営するレッジは11月18日、国内外のAI活用事例を無料で検索できるサービス「e.g.」を発表した。同日に公開したβ版では、400件の事例を公開している。2020年初頭に正式版を提供する予定。
検索結果では、事例の概要の他、AIシステムを開発したベンダーと導入先のユーザー企業の名前なども分かる。業界、用途、技術別の検索機能や、気に入った事例を保存するClip機能などを搭載する他、事例掲載企業への問い合わせもできる。利用は無料だが、会員登録が必要。将来的には一部機能の有料化を検討しているという。
レッジは「企業がAI導入を検討する際は、まず他社の事例を探し始める。しかし、AI事例は世に出ている数が少なく、網羅されていないため、企業のAI担当者は事例を探すことができていなかった」と指摘。事例探しに掛かる企業の負担を減らすために、e.g.を開発したという。
現在の掲載事例数は400件だが、今後はこの数を増やし、データベースをより強固にしていく予定だ。
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