他のモデルと同じく、人物と動物は排他的なので、動物瞳AFを使うときは検出対象を切り替える必要がある。
人も動物も撮る、という人はこの切り替えをどっかのボタンに割り当てるのがおすすめ。わたしはC4ボタンに割り当てたほか、Fnメニューからでも呼び出すようにした。
で、猫撮影。
しっかり瞳を捉えてるのがよく分かる。
猫は目をつぶってたり明後日の方向を向いてることが多いので瞳AFだけでは心もとないことも多いので、検出対象の指定がなくてもいいように、瞳以外でも動物を認識できるように進化していくことを期待したい。
AF性能シリーズ3番目は「リアルタイムトラッキングAF」。
これ、検出対象が「動物」のときは使えない。この機能を使うときは「人物」にしておくこと。ちょっとした罠だ。
今回、プラレールを走らせてテストしてみた。
このように小さな被写体の方が自動追尾は難しい。
AFをAF-Cにし、リアルタイムトラッキングAFをオンにして撮りたい被写体をタッチしててやると、このような枠が出て追いかけてくれる。
途中で迷うことなくしっかりプラレールの車両の先頭を追い続けて連写してくれた。
シャッタースピードがちょいと控えめだったので少しブレているけれどもフォーカスはきちんと合ってる。
連写速度は「Hi+」時で最高11コマ/秒。もちろんAF追従だ。
背面モニターはタッチAFに対応しているので、カメラ任せのAFが狙ったところにいかなかったら、タッチしてリアルタイムトラッキングAFに切り替える、的な運用ができてこれはなかなか実用的だ。
ファインダーを覗いているときもタッチパッドAFを使えば被写体を直接指定できる。
この賢くて速いAFのおかげでスナップ撮影にすごくいい。動いている被写体もとっさに捉えてくれる。さすがである。
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