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驚きのバッテリーライフに進化した瞳AF、ソニー「α6600」はオールランドなミラーレス一眼荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)

» 2019年11月22日 07時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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 ボケもきれいなので何気ないスナップに最適だ。

とあるお店のモザイクのランプシェード(でいいのか?)が鮮やかだったので狙ってみた(16-55mm 55mm 1/100秒 F2.8 ISO250)

 ISO感度はISO100からISO102400まで。ISO51200からは拡張ISO感度となる。α6500に比べてISO感度の上限がすこし上がった。

ISO3200と6400。このくらいまでは常用できそう。ISO6400くらいからちょっとノイズが目立つ感じ
標準ISO感度の上限(ISO25600)と拡張ISO感度の上限(ISO102400)。さすがに拡張ISO感度になるとノイズ+彩度の低下が目立つが、ISO25600までなら用途によっては使えそうだ

 ISO4000で撮った夜景はこんな感じ。

プレミアムおまかせオートで夜景。夜空はぐっと沈み、ハイライト部は飛びすぎず、いいバランスだ(18-135mm 18mm 1/160秒 F3.5 ISO4000)

 あと、作例はないけど、動画はもちろん4K/30に対応でS-Logにも対応していて、HDR用のピクチャープロファイルにHLGも用意されてて、この辺はソニーならではのハイエンドな仕様だ。

 動画時のAF駆動速度や被写体追従感度も指定できる。

 α6500のマイナーチェンジモデルって感じだけど、より本格的な撮影に向けたバッテリー駆動時間の大幅な強化、しっかりしたグリップ、2019年型ソニーカメラに欠かせない進化したAF、ガチの動画機能と中身はさすがの新鋭機。

 タッチパネルのUIが相変わらずでタッチAF以外の使いどころがない、メニュー項目が多すぎて目がチカチカするなど相変わらずの点はあるけれど、携帯性が高く、ミラーレス一眼としてはバッテリーの持ちが良いスナップ用カメラとして、ガチで動画を撮影しない人にも魅力的だ。

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