ITmedia NEWS >

もはや異次元の83倍ズームを搭載した“一応”コンデジ、ニコン「COOLPIX P950」荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)

» 2020年02月21日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
撮影モードダイヤルを見ると「月」と「鳥」ポジションが分かる

 月モードにすると月撮影専用画面になる。

月モードで月を中央にとらえた図。1000mm相当に自動的にズームされた状態である

 まず広角側で月が中央に来るように構え、OKボタンを押すと自動的にズームアップされるので、あとは月が中央にくるようにシャッターを押せってわけだ。色合いも決められる。

 この画面を見ると分かる通り、「1/500秒 F5.6」とシャッタースピードは速い(晴れた日の月は明るいのだ)ので十分手持ちでも撮れる。これが1000mm相当で撮った月だ。

1000mm相当で撮った満月に近い月。手持ちでも余裕で撮れる(1000mm相当 1/500秒 F5.6)

 続いて鳥を撮ってみよう。

 鳥の場合はOKボタンを押すと「500mm相当」になる。そこからその場に応じてズームアップしていけば良い。

鳥モード。OKボタンを押したときどの焦点距離に自動的にズームするか、連写をどうするかなどを選べる

 鳥を撮るときのコツはサイドにある「クイックバックズームボタン」をうまく活用すること。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.